セラミック治療について知っておきたいデメリット3つ

強い力がかかると割れるリスクがある

セラミックスは、歯を自然に見せて汚れが付きにくいのがメリットです。その一方で、金属ほど耐久性がないため、強い衝撃を与えると割れやすいという一面があります。割れる原因として、硬いものを噛んだ際、食いしばりなどです。

噛み合わせが悪いと噛んだ際の負荷や圧力が偏ってしまい、欠けや割れなどのリスクが発生しやすいので、定期的なメンテナンスが必要になります。セラミック治療を行う際は、合わせて噛み合わせの矯正治療も行うと効果的です。

症例によっては歯を削る必要がある

セラミック治療は、主に虫歯や欠けた部分に被せる歯科治療です。失われた部分をセラミックスで補綴するため、天然歯に被せるための土台を作る必要があります。形を整えるために、セラミックスを被せる箇所の歯を削らなくてはなりません。

また、虫歯は削って浸蝕を防ぐ必要もあるので、ある程度削る必要があります。虫歯治療でセラミックインレーを行う場合、患部を削って見た目と形を整えるためにある程度歯を削る場合があるのです。

長持ちさせるにはメンテナンスが必須

セラミック治療に限らず、歯の治療は長期的なメンテナンスが必要になります。健康な歯や綺麗に整えた見た目を維持するためには、正しい歯磨きや歯科医による定期的な診断が必要です。なぜなら、セラミックが被さった部分は自分では気づきにくく、密かに虫歯や歯周病が進行する場合があります。

セラミックスは虫歯にならない代わりに、その周辺の歯や歯茎の異変には気づきにくいものです。そのため、健康で美しい歯を長期的に保つためには、専門家による定期的なメンテナンスが欠かせません。

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